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2020年の思い出を振り返る。印象に残る温泉3選

  • 2020年12月31日
  • 2021年1月12日
  • 温泉
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皆さんこんにちは、ゆずです。

今年は色々とあって山に行ける回数が少なかった一年。それに関しては前回の2020年の振り返り【登山編】で述べています。

こちらでは登山同様に出かけることが少なかった温泉旅行について触れていきます。ゆずの場合は、登山と一緒に温泉旅館に泊まることが多いので、おのずと温泉に行く回数も少なかったです。

そんなこんなで出かけることが少なかったですが、思い出に残る温泉を3つ思い返していきます。

思い出に残る温泉たち

温泉は好みがあると思いますが、ゆずは比較的長くゆっくりと入れる、ぬる湯を好みます。匂いは無臭よりは、微かにでもモール臭や硫黄臭があるとベスト

そのため自ずとぬる湯で、温泉らしい匂いをしたところが印象に残りやすくなります。熱いお湯や硫黄臭たっぷりの温泉が好みの方とは、少し好みが違ってしまうかもしれません。

①沢渡温泉 まるほん旅館

群馬県中之条にある沢渡温泉で有名な『まるほん旅館』。群馬県は温泉天国でここ沢渡温泉も西には草津温泉、北には四万温泉、東には伊香保温泉と有名な温泉地に囲まれています。

それらの温泉地よりは規模は小さく風情のある温泉地でありますが、正直地味な印象がありました。ゆずも沢渡温泉に行きたいというよりは、まるほん旅館の大浴場の風情に興味があった感じです。

当然、本命の大浴場の素晴らしさもありますが、何と言ってもその泉質の素晴らしさで評価がうなぎのぼり!秋に行ったのですが、堂々と2020年ナンバー1に輝きました。

↓記事にしました!

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・沢渡温泉【源泉名:県有泉

  • 温度:55.1 ℃
  • pH 8.5
  • 湧出量:毎分161.0リットル
  • カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉
  • 透明ながら、微かな硫黄臭を感じる泉質

こちらがまるほん旅館。日本秘湯を守る会の会員でしたが、2020年で脱退してしまったようです。

温泉は全部で3つ。ここはいつでも入れる貸し切りの露天風呂。

こちらのおしゃれな浴槽が一番新しく出来たところ。おしゃれですが、やや熱め。

そしてそして大本命の大浴場!!

浴槽までの道のりも良いですし、その立地も素晴らしく、何と共同浴場の横!源泉に一番近い共同浴場の隣なので、鮮度の良い温泉が供給されているのが分かります!

浴槽に入ると、ほのかに香る硫黄臭。あぁ、温泉に来たなと感じます!

真ん中の階段から降りていくと、温度の違う2つの浴槽があります。手前にあるのが熱い湯、奥にあるのがぬるめの湯。

ぬるめの浴槽は石臼のような部分からちょろちょろと温泉が注がれます。透明で特徴がなさそうですが、入っている時に巨大な湯の花が出てくるし、温泉成分もしっかりと付着しています。

このぬる湯の浴槽があるのが、一番たる理由。39-40℃ぐらいで長い時間をゆったりと出来ました。あぁ本当に良かった…。

②奥鬼怒温泉 日光澤温泉

こちらはコロナが見られ始めた2月ごろ。新雪を求めて雪歩きと、行ってみたかった奥鬼怒4湯のうちの1つ『日光澤温泉』に行きました。ちなみに奥鬼怒4湯の温泉はそれぞれ源泉を持っているので、どこもオススメ!

一番の秘湯感あふれる日光澤温泉、送迎のバスが無いので歩いてしか行けない温泉です。ここは4つの源泉があるのが特徴。硫黄泉と透明な2種類の温泉が味わえます。

予約は電話のみなのでご注意を!

2020年の冬は暖冬。これでも例年よりも少ないとのこと。日光澤温泉の文字が反対に書かれているのが、歴史を感じさせますね。

可愛い、可愛い柴犬が3匹います。今回いたのはサンボ。いやー、癒されました!

内湯が2つあり、こじんまりしたお風呂です。2つ目の小さい方が激熱です!

露天の硫黄泉。これが源泉温度も低いのでぬる湯を堪能出来ます。37-39°ぐらいで体と同化出来ます。

もう1つの露天の方は透明な源泉がドバドバ流れます。透明な泉質は奥鬼怒4湯でも珍しく、硫黄泉だけでないのも、また1つの魅力。

興味のある方は別の記事にまとめていますので、ご覧ください。

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③法華院温泉山荘

登山編で一番の思い出になった大分の九重縦走。その途中で宿泊したのが、法華院温泉山荘です。登山の途中で入れる温泉の中ではかなり満足度が高かったです。

ただテント泊の方も入浴される点や浴槽も小さいこともあり、やや混みやすいのが難点でしょうか。ただ泉質などは最高でした!

山小屋なので予約は電話のみです!

・法華院温泉

  • 温度:43.5 ℃
  • pH 6.9
  • 湧出量:不明。でも結構注がれています
  • カルシウム・マグネシウム・ナトリウムー硫酸塩泉

標高1300mにある温泉とは思えないクオリティでした!

時期柄、木彫りのフクロウもマスク。この装いも今年だけだと良いですね。

木造の立派な建物も風情があります。

大部屋も個室もあります。個室も20部屋あるようで、結構多めで山小屋初めての方でも行きやすいのでオススメ。

こちらが浴槽です。うっすらと白いお湯で大量の湯の花が沈殿し、微かな硫黄臭がします。源泉温度が43.5℃なので浴槽のお湯は結構ぬるめ。38℃ぐらいで、注がれているところにいけば40℃ぎりぎりある程度。

ぬるくて最高ですが、前述したように日帰り入浴受け時間も長いのでテント泊で入浴する人も多いです。特に九州でテント泊登山が少ないことで集まりやすいうえに、広大なテント場なので人が多いため、浴槽に入れる人数なども加味して全体的な評価で3番手としました。

冬の時期だと、結構ゆったり出来そう!

さいごに

登山同様に温泉に行った数自体は今年は少なく過ぎましたが、何とも良い温泉にも出会えました。泉質自体はどれも甲乙つけがたく、ポイントが高かった点はゆったり長湯できる環境と混み具合でしょうか。

特に今年は人ごみに人一倍敏感な年でもあり、温泉でゆっくりしたいのに混んでいて気になってしまうのは、なんだかなと思う部分もありましたので。

熱い温泉にも入りやすくなる冬の時期になりましたが、なかなか落ち着かない今日この頃。温泉業界も大変だったと思いますが、まずは今年に会えた温泉達、管理している人達に感謝いたします。

登山編と2本立てでしたが、今年もありがとうございました、では皆さん、来年もよい温泉旅を。

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