みなさん、こんにちはゆずです。
ある程度、登山に行っていることを職場で知られてくると『今度、山に連れて行ってください!』と同僚から言われることもあるでしょう。もしくは仲間を増やして連れていきたいと思うでしょうか?
せっかくだったら登山を好きになってほしい、と色々と計画して悩みますね。
今回は登山初心者の職場同期、先輩後輩を15人程度は山に引きずりこんだ、ゆずが誘うときに気をつけていることをお話します。どう誘うか困っている人、実際に連れて行くときに何に注意しているか、そんな悩み解決に繋がればと思います。
それでは行きましょう!!
誘うときの注意点
社交辞令のことがある
趣味である登山の話しをしていると、登山に行ってみたいという言われることはあります。その時 注意することは、登山に行ってみたいという言葉が社交辞令かは疑いましょう。鵜呑みにしてスケジュールを立てるところまで話を進めてみると、本気ではなかったことが経験であります。
急がずに待ちましょう。本当に行きたいと思っている人は、何度か話を挙げてきますし、具体的な時期などスケジュール関係の話に発展していきます。
キャラクターをみる
誘う上でキャラクター、性格は大事です。理解し合えない場合もあります。
- 車で高台まで登れば綺麗な景色見られるじゃん
- 山に登るのなんて 疲れるじゃん
根本的な否定や、過程を否定してくる人は誘う必要ありません。無理に誘っても分かり合うことはないのですから。ストレスが貯まるだけです。
経験上登山に行ってみたいという人は、以下5つのようなタイプが多いです
- 体を動かすことが好きな人
- 汗をかくのが嫌じゃない人
- 虫が苦手じゃない人
- 新しい趣味を始めてみたい人
- 過程も含めて楽しめる人
どうしても登山は運動になるので、体を動かすことが嫌いな人はまず 向きません。屋外での行動になるので、汗をかいたり、虫が出てきたり、その事実は覆りません。ただ運動が苦手でも、大自然を味わいたいと登山に来た人もいるので例外はあります。
上記は参考程度に、お互い気持ち良くいきましょう。同じ方向性だとお互い楽しみが増えるはず!
体を動かす以外の魅力を語る
登山は自然の中で体を動かす、という想像しやすい魅力があります。ただ今まで誘った人達の中では、面白い理由で来た人がいました。
- 疲れた体にお酒は最高そう(絶対に美味いはず)
- 非日常を味わってみたい
- 新しい経験をする喜びを知りたい
このような人がいました。
山で熱燗を作るから一緒に来てみない?絶対に美味いぞ~!と誘った知人は、今ではしっかりと登山仲間です。
連れて行くときの注意点
どんな登山を想像しているかイメージをすり合わせる
登山にある程度 慣れている場合、初心の心を忘れているでしょう。
連れて行った場合は最大限で楽しんでもらいたいため、事前に登山のイメージをすり合わせます。こちらが良かれと楽な登山を選んだら、実はもっと体を動かしたかったこともありました。他にも雨の日には行かない、山に行くにも電車で1時間、2時間は移動で時間がかかるなど、全体的な部分も大切です。
登山に慣れている人が当たり前になっている価値観を、今一度話し合いましょう。
想像していたイメージと実際に味わえた経験が悪い方向に働かなければ、基本的に楽しんでくれることが多かったです。
お試しで始めるときはスニーカーでも良い、道具も貸す
登山道具は高い!
もうそれは認めてしまってもいいでしょう。 登山にハマっている人 ならば理解して、高い 道具を買っているでしょう、ゆずもその一人です。
ただ登山をこれから始めようと思っている人にとって、その出費は高額です。実際に登山を始める人に登山靴や レインウェアを買ってもらったけど、やらなくなってしまった人もゆずの知り合いにはいます。
その人達から買って損をしたと言われたことはないですが、 やはり高い買い物だったかなと思います。それからは、登山を初めて行く人にはワークマンの2000円前後で買える靴を購入してもらいます。レインウェアも基本は貸します(お古があれば)。
- 汚れてもいいスニーカーがある場合はそれでもOK
- スニーカーで登れるような山に、連れて行く経験者がしっかりと選ぶ
- 登山靴やレインウェアはハマっていくなら必要であることを説明しておく
この辺りの流れを重視すればいいでしょう。
実際にゆずも先日登山に出向きました。連れて行くメンバーの体力や筋力を考慮して、ワークマンの靴を履いて陣馬山や 三つ峠山に登ってきました。
下記、アクティブハイクはゆずも使用しました。今回連れて行った人には、アクティブハイクサミットハンター 2900円を購入してもらいました。
※誤解のないように、ワークマンで登山をすべて行けるとは思っていません。あくまで導入部分であることをご理解ください。
みなさんこんにちは、ゆずです。 いきなりですが、登山道具は高いと思います。ただ一部命を預けるようなものでもあるので、ゆず個人としては妥協して納得している部分があります。それも登山にどっぷりとハマり、登山への優先順位が高いからだと思います。趣[…]
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実際に体感してもらい、道具の必要性を感じてから購入してもらう
プレッシャーをかけるような言い方で申し訳ありません。山に誘ったのがあなたならば、登山が好きになった方を最後まで導くのも仕事の1つです。
その人が本当に登山好きになって、これからも登山にいくとなった場合、登山靴や洋服、レインウェアなど登山に必要な道具を購入していく必要があります。実際に雨の中に レインウェアを貸して行動をしてみる、実際に山に行って買った靴の感想を聞いたり、実際の登山中に不十分な点があった場合は、それを補う商品を買ってもらうところまで出来るととても良いと思います。
やはり自分で経験して必要性の感じたものは 購入意欲も高まりますし、無駄な買い物とは思わないので大切にしてくれると思います。
ゆずもレインウェアの必要性を理解しきれなかった初心者の人と、本人希望で雨の中登山に行ったことがあります。そのときの感想として
- 雨の登山が好きになった 。そのために雨具は必要だと思った
- 思っていたより動くと暑かったので 、蒸れないのが必要な意味がわかった
- せっかく買うなら重くて大きいやつより、小さくて軽いものがいいと思った
- 値段もある程度 高くてもいいので、しっかりしたものを買おうと思った
このようにゆずが望んだ方向に進んでいったので、非常に嬉しかったです!ぜひ経験から次に繋がると良いですね!
楽しんでもらうために、最大限のおもてなしをする
登山が好きな人をたくさん作りたい!
せっかく 登山に連れて行くならば、やはり登山を好きになってもらいたい。そのためには山の中でできる最大限の楽しいイベントで、おもてなしする必要があると感じております。
身体を動かす爽快感、四季の景色、土や木の匂い、野鳥や沢の音などの自然本来の魅力を楽しむことも大切です。それに掛け算する形で、ゆずが大事にしていることは 食事関係。
山で食べるご飯はうまい!素晴らしい景色の中で美味しいご飯を食べる、そのような楽しみもあれば、より登山が魅力的に感じるでしょう。ゆずの場合は他にも、カメラで撮影した思い出を共有したり、登山後の温泉を組み合わせて一日全部をプランニングします。
山の経験が人生の充実となるほど楽しかった思い出は、 きっとまた味わいたいと思います。 登山を好きになって次につなげるために、是非とも最大限のおもてなしをしましょう!
ここが上手くいくと、一日が楽しかったと次に繋がりやすいと経験談あり!
トイレの有無を共有する
綺麗なトイレはどこにでもあるわけではない。
最後に紹介するのは、 登山の途中で綺麗なトイレがいつでもあるわけではないということ。男女問わずに言えることですが、特に女性を連れて行く場合はその点よくお話ししておいた方が今までの経験上いいです。
極端な話、山の中にトイレが1つもない場所もありますし、1-2時間ぐらい歩けば 1つある場所もあります。大体どれぐらいでトイレがある、ここのトイレは少し汚いので理解してほしいなど、事前共有しておきましょう。
登山に何回か一緒に行ったことがある人でも、トイレが無いこと伝えると、心配だから別の場所を検討しようと意見が挙がることもありました。初心者はトイレ事情を深く理解しているわけではないので、細かく決めておいた方が不満点は生まれないかと思います。
みなさん、こんにちはトイレソムリエのゆずです。 山小屋に泊まる時、トイレが汚くてげんなりしたことありませんか?登山をやっている方であれば、何かしらそういうエピソードを持っている方も多いでしょう。大前提としてトイレがあるだけでも非常にありが[…]
初心者には当てはまりにくい場所ですが、このようなトイレが綺麗な小屋もあります。
さいごに
ガイドさんほどの詳しい知識がなくても、山に連れて行っていいものなのか心配になることがありました。
ただ 実際に準備をして連れて行った後、
とても楽しかったです!
また登山に行きたいです!
計画してくれて、ありがとうございました!
など 感謝の言葉を言われるとやはり 嬉しいものです。連れて行って良かったなと、心の底から思います。
ゆずは 登山が大好きです。これを押し付けるつもりではありません。このブログがひと押しになり、知人や恋人、家族などを登山に連れて行く時のお悩み解決になればと思いました。登山好きな人が増えればと思います。
それでは皆さん、よい山旅を!!