みなさん、こんにちは、ゆずです。
今回も栃木の有名な温泉郷である『那須塩原温泉郷』近くにあるハイキングのご紹介。
『塩原渓谷遊歩道 やしおコース』。塩原温泉に行って、車で観光地を巡る方も多いでしょうが、仲間や家族連れで自然を楽しみたい、そんな方にお勧めするコースです。
渓谷の美しい水や滝、芽吹きはじめの緑と少しばかりのカタクリが楽しめたハイキングコースでした。
塩原渓谷遊歩道とは
塩原渓谷遊歩道は、塩原温泉ビジターセンターから墓石(がまいし)園地までの全長約8.5kmに及び、 塩原温泉の主流、箒川の流れに沿うように整備されています。
渓谷遊歩道は、やしおコース・回顧(みかえり)コースと2区間に分けてられています。この2つの遊歩道 は大網の裏山に延びる遊歩道でつながって います。
この2つのコースは繋げても、分けても歩けるようになっています。
やしおコース
そして今回歩くのは、『やしおコース』のみです。塩原温泉ビジターセンターから箒川ダム近くの駐車場までの道、約3.7km歩きます。
布滝を観察する観瀑台、源泉かけ流しの『岩の湯』『不動の湯』があり、温泉好きにもオススメコース。
特に不動の湯は足湯もあるので、歩き疲れた足を癒やすのに最高です!
アクセス(公共交通機関使用)・行程
日時:2019年4月18日
コースタイム:1時間30分ぐらい(実際にかかったのは3時間ほど)。
私のペースは大体、写真撮って休憩入れて、コースタイムのちょうど~少し遅いぐらい。コースタイムは短いので、まったりと散策。
今回も時間にゆとりがあるので、まったり写真や休憩を交えながら行きました!
メンバー構成:2人パーティー
前日は奥塩原温泉 新湯 渓雲閣に宿泊。塩原バスターミナルまで送迎してもらい、バスに乗車。
今回はビジターセンターへ向かって歩くので、塩原大網バス停で下車。注意点は『ゆーバス』では行けないので『JRバス塩原本線』に乗ってください。
バス停から8分ほど歩いて、遊歩道入り口があります。
箒川ダムを横切り、斜面沿いを歩くと布滝観瀑台があります。滝を楽しんだあとは、ゆっくりと歩き2つの温泉を横切れば、福渡に着きます。
あとはビジターセンターまで歩いて、ゆーバスでバスターミナルに戻りました。
今回の山行の金額
料金
バス 塩原バスターミナル〜塩原大網バス停 | 340円 |
バス 塩原温泉ビジターセンター〜塩原バスターミナル | 200円 |
合計 | 540円 |
バスターミナルを起点とするので、基本的な料金はこの程度。私はこの日に都内に戻ったので、東武特急の金額が追加で入りました。
今回の撮影機材
カメラ | OLYMPUS OM-D E-M1 |
レンズ | M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO |
縦走の山行記録
※注意
この山行記録は参考にする程度にとどめて、必ず登山地図を持参してください!
トイレポイント
- 塩原温泉バスターミナル
- 岩の湯から徒歩5分ほど
- 塩原温泉ビジターセンター
入口にはトイレはありません。短い行程ですが、途中にトイレがあるのは助かります。
朝、塩原温泉バスターミナルから西那須野駅、那須塩原駅方面のバスに乗ります。ゆーバスでは無いので、ご注意を。
『塩原大網バス停』で降車。ここからこの狭い路肩を歩いて、渓谷入口まで歩いていきます。ここは車通りも多く、ホントに狭いので通行注意!
狭い路肩を歩いて、渓谷入口に到着。ここには駐車場スペースもあります。
この案合図から、やしおコースに入ります。
早速、渓谷に向けて標高を下げていきます。青い水がたまるダムが見えてきますが、それより何か変な通り道が見えてきましたね。
これはダムの上を通って対岸まで行く道。このような建造物の中を通れるのは、面白いです。子供も楽しめそうな場所ですね!
ダムを越えて、遊歩道を進みます。
そしてここには、初春のカタクリが咲いています。
数は少ないですが、小さなカタクリは良いですね。特徴的な花であり、綺麗な紫色ですよね。
遊歩道にはベンチが所々にあります。ゆっくりと休憩しながら歩けますので、お弁当など食べつつ休憩もいいかと思います。
ベンチのところから登ると布滝が見えるところに着きます。
そこには布滝が出来た歴史が書かれていました。2つの岩石があり、このような形が形成されているのですね。
そしてこれが『布滝』です。んー、やはり写真だと迫力が半減。
ちなみにここが滝の観爆台です。ベンチもありますが、座れる場所は少ないので、先着順ですね。
標識が埋まるほどのナツツバキ。こんなに埋もれているのははじめて見ました。
布滝の上は流れが非常に緩やか。水が綺麗で、ここの河川敷でもゆっくりと腰を落として休憩が出来ます。
途中にはこんな刺客も。威嚇する声も出しており、このような動物にも注意。
ここは錦帯岩園地。さすがは春です、桜が綺麗に咲いています。
進んでいくと、一つ目の不動の湯。
脱衣場はこのようになっていますが、基本は丸見えです。
この日はやっていない日なので、お湯は張っていませんでした。ちなみにここは混浴です。
ただ風情は抜群でしたねー。
混浴の不動の湯を過ぎると、森の中にポツンと味のある桶のようなものがあります。
近づくとそこには温泉が引かれていました。結構新しい作りで、先程の不動の湯と同じ源泉を使っていると思います。
混浴はハードルが高いですが、ここは足湯。ここまで一時間半歩いた足の疲れが癒されます。源泉かけ流し、なんと素晴らしい足湯でしょうか。
ちなみに写真撮ったりゆっくりし過ぎて、この時はバスの時間が迫っており断念…。
知っていれば行ったのに!!この日、最大の後悔でした。
足湯を過ぎれば、あとはこんな舗装道が続きます。緩やかな河川敷を歩きます。
この橋は次の温泉『岩の湯』の目印。
だがしかし!ここも落石の可能性あるとのことで利用禁止。
対岸から見ましたが、残念ながらやはり開いていない様子。しかし岩盤から源泉が湧いて、色が変わっているのがわかります。
ちなみにここも混浴。対岸、福渡温泉の宿からも丸見えなので、ご注意を。
お湯はとても評判。またリベンジですな。
岩の湯を過ぎて、再度河川敷を歩きます。この辺りにトイレがあります。
川の幅が広がり、大きな橋が見えてきます。あの橋を渡ることになるので、歩道から階段で登ります。
橋を登るとビジターセンターへの案内。橋を渡って舗装路を歩きます。あと少しですよ!
舗装路を10分ほど歩くと、ビジターセンターへの最後の登り。あと200m!
登り終えるとビジターセンター裏に出ますが、ここにはベンチがひろがっています。バスまでの時間があれば、ここでゆっくりするのも良し。
ビジターセンターの中を散策するのも良しです。
バス停は駐車場出たところにあるので、そこからゆーバスに乗って今回の山旅はおわりです。
さいごに
今回は、ファミリーでもゆっくり、気軽にいける塩原渓谷遊歩道やしおコースをご紹介しました。
川・滝の美しさ、カタクリなどの花々、そして温泉。短いながらもバリエーションにとんだ道が楽しめます。
今回は入ることは出来なかったですが、歩く途中に足湯もあれば、昼ごはんを食べるような綺麗な場所もあり、橋やダムを渡ったりとバリエーションも豊富で、子供も飽きることもなく歩けると思います!
是非とも、一緒にいけるような楽しい旅を!
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