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【登山コラム】Google pixel3aは登山で使えるか。『honor8と比較』

みなさん、こんにちは、ゆずです。

登山で使用するスマートフォン、何ならいいのかと考えることはあるでしょうか?

今回は2019年6月に購入して、今日常で使っている『Google pixel 3a』を登山で使うならどうか、という点に着目してご紹介していきます。

ちなみに元々はHUAWEIから出ているhonor8と利用していたので、それとの登山で使うときの比較も追記していきます。

Google pixel 3aについて

Google pixel 3aは2019年5月17日にGoogle社から発売されたAndroidです。

これは2018年に発売されたGoogle pixel3の廉価版に位置するモデルで、10万円近くするpixel3に比べると、約半値の5万で購入出来ます。

カメラ性能はそんなに下げずに、処理速度を少し抑えたモデルとのこと。

何故Google pixel 3aにしたか

まずこのスマートフォンを選んだ上で、大切な条件を伝えます。

登山用としては購入していません

日常と私の趣味である登山、どちらでも使えるモデルは何かなと調べて購入してます。登山用なら京セラから出ている『TORQUE』シリーズが安心だと思います。

防塵防滴性能

登山では雨、雪、ほこりが舞う場所に行くので、このような場所で壊れない性能が必要です。

雪山持っていって壊れたら、日常で利用しているデータや連絡先が消えたりするのでショックは大きいです。

pixel3aは『IP52』

防塵に関しては5級= 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)

防滴に関しては2級= 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)

防水機能などもしっかりとほしい場合は、上位機種のpixel3にはさらに高い防塵防滴機能がついています。ただスマートフォンを雨に当て続けるわけではないので、現状では困っていません。

ちなみに今まで使っていたHonor8は、防塵防滴機能はなくても、衣服に入れていれてたまに使うぐらいなら、雨の中や氷点下でも動いていました。当然ですが、長時間は使っていません。

GPSの性能

私はアプリを使ってロガーをとっています。山の中でGPSを使って現在地を記録し続けるものですが、その性能が低いと認識が甘くなって、制度はが下がってしまうのです。

Honer8 GPS 、GLONASS、 AGPS
pixel3a GPS、GLONASS、ガリレオ、北斗、QZSS

Honor8でも現在地を知る程度であれば大きな問題はなかったですが、pixel3aは使った感じだと、さらに誤差も少なく、GPSを起動させて現在地がわかるようになるのがとても速いです。

そしてHuaweiのスマートフォンは、スリープ状態の時に節電のため、GPSを切ってしまう仕様のようです。この仕様のせいでロガー機能が使えません。一応使えなくもないですが、電池の消費がとてもはやい。

安くて使い勝手のいいHuaweiのスマートフォンを使っていて、私が登山で使用する上で一番の不満点でした。現在地の確認は出来るので、そこは勘違いしないようにしてください。

使って3か月。pixel3aはバックグランドで起動するので、ロガーもOK。

画面の大きさ、重さ

これは普段も使う上で必要なもの。最近のスマートフォンは無駄に大きいのが目立ちます。

基本的はポケットに入れておきたいので、今まで使用していたHonor8ぐらいの大きさが良い。やや高さ・厚さは出ますが、おおむね同じ大きさ。それでいてディスプレイの大きくなっているので、私的にはベストバランス。

それでいてpixel3aの方が少し軽いと。

Honer8 高さ  145.5mm

幅  71 mm

厚さ  7.45mm

ディスプレイ 5.2インチ

約153g

pixel3a 高さ 151.3mm

横幅 70.1mm

厚さ 8.2mm 

ディスプレイ 5.6インチ

約147g

電池の持ち

電池の大きさは変わりません。使っている感じも大きく変わりないですね。1日の日帰り登山なら、1日持つレベルです。

Honer8 3000mAh
pixel3a 3000mAh

『機内モードON、基本的にカメラは使わない、登山アプリで現在地を確認する程度、画面明るさは最大』という8時間程度の行程でも、20~30%程度の電池の減りです。

※電波の悪いところ、カメラ他アプリを使えば消費はさらに減ります。あくまで目安でお願いします。

使ってみて便利と思った機能

Active Edge

pixel3aの本体の下1/4程度を握ると、Googleアシスタントが起動できます。

『カメラを起動して』→『カメラ起動』→『携帯横のボタンでシャッターを切る』といった動作が、タッチパネル無くても出来ます。

一握りでGoogleアシスタントが起動できるのは、結構便利です。

その他、気になる機能

使える回線(SIMフリーモデル)

Honer8 docomo、Softbankの回線は概ね。auは使えないことはないが、対応している回線はわずかで、電話できない
pixel3a docomo、au、Softbankのほとんどで対応

どちらもauを除いて概ね使用できます。2019年9月で『docomo回線の楽天モバイル』を使用していますが、大きな問題なし。

ただ10月からは『UQモバイル』を検討中。

pixel3aはストレージカードが使えない

pixel3aはストレージカードが入れられないので、本体容量の64GBしか使えません。ストレージカードを使って+64GBなどの対応が出来ないので、自宅パソコンにバックアップするか、クラウドサービスを利用する必要があります。

カメラの性能

少しですが写真を載せました。比較の対象にしてください。露出の具合や奥行きの感じは一眼レフ、ミラーレスの方が良いですね。ただブログに記載するには十分なレベルでしょう。

あと星空は大体撮れません。

Honor8

夏の五竜岳からみる後立山連峰
男体山から見た中禅寺湖
宮之浦岳からみた永田岳
白山の朝日
伊香保温泉街のアヒル
すき焼き

こちらの伊香保温泉の旅では全部Honor8で撮影しています。ご参考までに。

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pixel3a

pixel3aは高性能機であるpixel3とカメラ性能は同じ。しかしPixel Visual Coreという画像エンジンによるAI処理をして、ボケなどを作っています。

pixel3aはAI無いですが、うまく処理しているのか、ポートレートモードにすると背景をぼかせます。使ってみて、ややホワイトバランスの色味は強めかなと。

鹿島槍ヶ岳からみた爺ヶ岳方面
鹿島槍ヶ岳山頂
表銀座縦走路
大天荘食事
大天荘 ランプの喫茶(ホワイトバランスAuto)
大天荘 ランプの喫茶(ホワイトバランス 曇り)
苔(普通)
苔(ポートレート)

まとめ

  • 画面、重さは良いバランス
  • 日常使いには問題ないレベル
  • 電池の持ちは普通
  • pixel3aはIP52。Honer8は防塵防滴なし
  • HuaweiのスマートフォンはGPSで記録を取るのに向かない。pixel3aのGPSは良好。
  • 回線はHoner8はauがほとんど使えない。pixel3aはほとんどの回線が使える。
  • pixel3aはストレージカードが使えない。

さいごに

今回はGoogle社から出ているpixel3aを、登山で使用する場合をご紹介しました。

pixel3a自体はミドルクラスに属するスマートフォンですが、3Dゲームとかをやらない限り処理に困ることはほとんど無いですね。

このレベルのスマートフォンでも日常で問題なく使えるので、参考になれば幸いです。

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