皆さんこんにちは、ゆずです。
登山用に購入したカメラ『Insta360 ONE X2』ですが、飛び出した出目金型のレンズのため、傷つかないようにレンズ保護のフィルターを使って使用していました。
ちょうど 1 年近く使用したことになるので、その保護フィルターについて気になったことをレビューします。簡単に言うと保護フィルターが傷つきやすく、少々使いにくいという点です。
保護フィルターを使用される方の参考になればと思います。
皆さんこんにちは、ゆずです。 今回ご紹介するのは、最近ゆずが登山用に購入したカメラ『Insta360 ONE X2』です。最近、商品も増え始めている『360°』の撮影が可能なカメラです。 実は360°撮影に興味はなかったのですが、歩いている[…]
- 出目金レンズなので、保護フィルターを使用する
- 通常の保護フィルターは使わないときは、ゴムキャップで保護しても半年ぐらいで小さなキズが沢山残る
- プレミアムレンズ保護フィルターは傷つきにくいが、重く大きく曇りやすい
- 保護フィルターは約 3000円、プレミアムレンズ保護フィルターを約 5000円で買い替える回数が多ければ多いほど、負担はとても大きくなる
Insta360 ONE X2のレンズは出っ張っている
360度の撮影をするために、飛び出しているレンズを使用しているONE X2ですが、冒頭でも述べた通りレンズが飛び出しているため、そこに傷が集中しやすいという難点を抱えています。
撮影している時も、収納している時も傷つきやすいという点には考慮が必要です。
レンズの保護に保護フィルターとキャップを購入
そのため一般的なレンズに比べて傷付きやすいということもあり、純正の保護フィルターを購入しました。
裏表にあるレンズにプラスチック製のカバーを貼り付ける形で取り付けます。粘着力はしっかりとしており、勝手に外れることは一度もありませんでした。
その他に保護フィルターへの傷も防止するように、ゴムでできたカバーも同時に購入しています。
この保護フィルターとゴムキャップの体制で運用を開始しました。
この保護フィルターは傷つきやすい
タイトルの通りですが、この保護フィルターは特に傷つきやすい印象がありました。一番最初は運用をする際に出目金レンズに慣れずに、ぶつけて傷つけてしまうことはありました。それは私のせいなのでしょうがないです。
もう一度新しい保護フィルターを買って、貼り付けて運用を再開しました。
2 回目の保護フィルターは 1 回もぶつけることもなく経過しておりましたが、使用して半年ほど経って撮影する動画に光の乱反射が映り込むようになってきました。
よくよくレンズを見ると小さな傷が無数に入り込んでおり、これが原因で光が拡散されていた様子です。
小さな縦線が広がるように光が拡散してしまうので、せっかく撮影した動画なのに見返して残念な思いとなりました。
ポケットにしまう時はしっかりとゴムキャップを取り付けて運用をしていたのですが、そのゴムキャップを取り付ける摩擦により小さな傷がついてしまった可能性があります。
今年はコロナということもあり、そこまでや山には行けていないです。その頻度でこの傷つき方では、保護フィルターの買い替えを何度もしなくてはいけません。
プレミアムレンズ保護フィルターを購入する
そんな保護フィルターに変わって新しく購入したのがプレミアムレンズ保護フィルターです。ONE X2が発売された時はこのプレミアムレンズ保護フィルターは発売されていませんでした。
プレミアムレンズ保護フィルターが発売されたということも知って、買い替えました。
とはいえ、この保護フィルターは約 5000円。2 年間ぐらい傷つくことなく使用できれば、元は取れるとは思いますが、同じように半年で傷つくようだったらさすがに高すぎます。
プレミアムレンズ保護フィルターの使い勝手はいかに…
プレミアムレンズ保護フィルターに買い換えてみて、まだ数回しか使用はしていませんが、傷に関しては通常の保護フィルターよりはいい印象です。今のところ傷は無いです。
ただプレミアムレンズ保護フィルターはかなり大きくなるので、今まで使っていたゴム製のキャップは使用できません。
保護フィルター自体の重さも増量となるので、延長ロッドに取り付けた時の重さは増してしまいます。取り回しは悪くなりますね。
後はどこまで改善してくるかは分かりませんが、撮影する環境によってはフィルターの曇りが出てくるという、かなり厄介な問題が発生しています。
プレミアムレンズ保護フィルターはもう少し使い込んでみないとわかりませんが、大きくて耐久性はあるのにレンズが曇りやすい、というなかなか扱いが難しいです。
解決策
今回の記事ではこの解決策を書いていきたいところですが、現状では解決策は見つかっておりません。対処法程度ですね。
通常の保護フィルターなら定期的に傷ついたフィルターを、綺麗なものに取り替えるしかない。
プレミアムレンズ保護フィルターなら、長時間撮影する時には保護フィルターを外す。例えば傷つきにくい環境のタイムラプスや山頂での 360 撮影の時などでしょうか。ぶつける環境で無ければ曇りやすいというデメリットを考えて、外して使うしかありません。正直何のための保護フィルターなのでしょう。
なので ONE X2の購入を検討している方は保護フィルターの問題がやっかいであることを把握してもらえると、判断材料になるかと思います。
さいごに
今回は360°カメラ Insta360 ONE X2の保護フィルターは傷つきやすいということを紹介しました。
なんとか解決はしていきたいところですが、なかなかこれに関しては対処法程度しか伝えられないのが悔しいところ。普通の保護フィルターを使えば傷つきやすい、プレミアム保護フィルターを使えば傷つきにくいが、重く大きく曇りやすい。
極力傷つかないようにゴムキャップを使って保護をしていたのですが、それでも傷ついてしまう。
こればかりは何か良い対処法を知っている方、教えてほしいぐらいです!今回は不完全燃焼ながら、出目金レンズの保護フィルター問題を共有しました。
面白いカメラではありますが、フィルター関係は抱えている問題がまだあるので、今後の改善に期待しています。傷つきにくく、曇らない軽い保護フィルターを期待します!
それでは皆さん、良いカメラ旅を!