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登山で会う鳥が分かる!picture birdは鳥の判別しやすい素晴らしいアプリ。

みなさん、こんにちはゆずです。

2022年1月から野鳥撮影にもハマりましたが、はじめは鳥の種類が分かりません。登山を行っていると、鳴き声や姿を見かけることは多いでしょうが種類が多すぎて分からない。

あのサングラスをかけているような鳥は何だったのかなと、色々と特徴を調べてみて判別出来た時、パズルのピースがハマるあの感じは良い!見つける楽しみや次回に見かけた時に分かる喜びは登山の楽しみを増やしてくれるものとなりました。

同時に鳥の判別が難しく、調べるのが一苦労。野鳥本を持つのも悪くはないですが、正直重量は軽くしたいのが本音。ネットで調べていくと、アプリでも鳥を判別するものがあることを知り、ダウンロードしました。アプリの名前は『picture bird』

実際に使用してみて年会費はかかりますが『アプリの手軽さ』『荷物にならないこと』『写真精度も高くて非常に参考になった』とゆずとしてはかなりオススメ出来るものだったので、アプリで探している方や細かい判別というよりもあの鳥はなんていう鳥かな?って感じで調べるのに向いているアプリです。

  • 無料お試し期間は7日。それを越えると年間2900円がかかる(月額だと640円で割高)
  • 野鳥観察初心者には、本を持ち運ぶよりもアプリで手軽に判別できるのでオススメ
  • 写真認識は精度良いが、音声認識は使いにくい点が目立つ
  • 電波が繋がっていないと使えないので、圏外の山奥ではリアルタイムで確認出来ない
  • かなり専門的な判別や♂♀、成鳥・幼鳥などの判別には向いていない。別の情報と絡めると良い

初心者が欲しいと思った機能

まず初心者であるゆずが最初に感じた壁は、鳥の種類が多すぎること。

カラスが『ハシブト』『ハシボソ』など2種類いることとかは、正直はじめは気にしていません。まああれカラスだよね!でひとまず満足なんです。

初心者ゆず
あの縞々の鳥はなんだ・・・?
無知なゆず
ホーホケキョはウグイス、この鳴き声はどなた?

実際に鳥に注目してみてもカラス・鳩・鴨・アヒルとかしか知らないゆずにとっては、鳥の大枠すら知らないのです。

確認した鳥がなんの鳥なのかを出来るだけ早く、簡単に、ある程度正確に判別できるアプリが欲しいと思いました。なので上記の『写真から鳥を判別する機能』『鳴き声から鳥を判別する機能』の両方を持ったpicture birdを選びました。

picture birdの特徴と実際に使ってみて

picture birdの特徴

  • 有料アプリ
  • 判別機能は写真と音声から
  • 実際の鳴き声が収録されている
  • 説明・行動・分布・特徴などの図鑑的な要素もしっかりと記載

特徴としては以上になると思います。

まず一番気を付ける点としては有料であることですね。7日間の無料期間内で解約すれば使えますが、基本は年間2900円かかります。無料のものを探している人は、ご確認ください。

無知のゆず
無料期間内に自分で解約しないと、自動で課金されるので特に注意!!

ただゆずの考えとしては有料であるがゆえに情報量も正確で、アプリの使い勝手や更新なども手厚い場合もあるので、あながち悪いものではないと思います。

一般的な野鳥図鑑のような機能もありつつ、図鑑との大きな違いは写真や音声から鳥を自動判別してくれる機能があること。特に音声機能で判別できるものは少なくこれには興味を持ちました。図鑑という重い物を持たずに身軽に調べられ、自動で判別してくれる機能はまさに初心者にはうってつけだと思い、課金するに至りました。

picture birdを使用して

ここからは実際にゆずが2022年2月に年間購入して、8か月ほど利用してみて感じたことを書いていきます。オススメ度は★★★★☆ですね。

音声認識はイマイチ

いきなりのマイナス面から話していきますが、自動判別機能で『音声認識があること』がこのアプリを選んだ大きな理由の1つです。ただその音声認識機能はあまり使えない点が不満です。

  • 街中で鳴いている小鳥の鳴き声を生活音がする環境でスマホで録音する
  • 森の中で鳥が鳴いている中スマホで録音し、1種の鳴き声を判別する
  • 一種類しか鳴いていないが遠くで聞こえているのを、スマホで録音する

以上のように『周囲の生活音や大きな風の音があると判別は難しい』『複数鳴いている環境では1種を特定するのは難しい』『録音するスマホのマイク性能では遠くの鳴き声の録音は苦手』などの問題があります。

使える場面もあるのですが、一種の鳥がスマホのマイクで録音できる距離で鳴いてくれると判別出来ました。ただそこまで整った環境が作りにくいので、現状では音声認識機能は使いにくいという結果にしています。それでも判別は出来たので、上手く使っていけると良いのでしょう。今後の改善に期待です。

写真精度はかなり良い!

逆に写真認識精度は結構良いと思います。とくにゆずは野鳥の種類を全然知らなかったので、ひとまずカメラで撮影して、撮影した写真をその場で確認して判別。その場で確認することで『あの鳥はシジュウカラって言うんだ』と理解を深められます。

とにかく手軽に判別できるのが素晴らしく、野鳥撮影をはじめたのが冬ということもあり色々な鳥を街中で見ることが出来る時期だったので、ハト・スズメ・カラス以外のなんか変な鳥がシジュウカラ、コゲラ、ジョウビタキなどと答え合わせが出来るのが良い。

実際のスクリーンショットを見ていきましょう。

写真で判別する機能を使うと、元となった写真と検索結果、結果の鳥の写真が比較対象として出てきます。もしあまりに違う鳥が出てきた場合は、比較対象で出てきた写真の鳥と見比べることが出来るので似た鳥ぐらいまでは調べられます。

画面が小さくて申し訳ありませんが、カメラで撮影した鳥の写真をズームにして、アプリで判別させるだけでも良い精度を保ちます。

ズームしたので結構荒い写真ですが、コゲラとしっかりと認識しています。

こちらもヒヨドリの写真はしっかりと認識。この時はヒヨドリという鳥も全然わかっていなかったので、一度理解してからは登山以外にも街中でヒヨドリが数多くいることを再認識できたのが気づきでした

野鳥観察に興味を持ち始めてから、意外にも近所の公園にもハトやカラス以外の鳥が多くいるのに気が付きます。家の近くの空き地にいたジョウビタキ。とりあえず撮影して、すぐに分かるので軽快さが素晴らしい。

ちょっと散歩するのも楽しくなります。

野鳥は毎回近くにいないので、小さく撮れた写真をズームしても判別できるのがすごい。あのカラフルな鳥は…?

あ、キビタキって言うのか!と探すことが楽しくなります。

尾瀬では結構な野鳥を撮影できたので、たくさん知れて楽しかった!この鳥はホオアカ!似た鳥も多いですが、ある程度の特徴が撮影出来ていれば精度はまずまず良いと思います。

これも尾瀬。スズメみたいな鳥がいるなーと思って判別すると『ニュウナイスズメ』とのこと。まあニュウナイスズメなんて知りませんでしたよね!

いつもは景色と高山植物への関心のみだったのに、登山道を歩きながら野鳥を探している自分がいます。

鳥を撮影する機材と組み合わせのがオススメ

スマホカメラでも撮影して判別自体は可能ですが、出来ればズーム性能が良い撮影機材と絡めると鳥の形や色を拡大した状態で認識出来るので良いですね。

意外と街中の近くで撮影出来る鳥であればスマホでも良いかもしれませんが、2万円ぐらいの高倍率のコンパクトデジタルカメラなど使用するとより判別出来て良いと思います。

ミラーレスカメラで撮影して、それをズームにしたもの。これだけ粗くても、特徴的な色と形が分かれば認識出来るものですね。特徴が分かりにくい鳥は少し判別が難しい気がします。

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こちらはコンパクトデジタルカメラで撮影してズームにしたもの。高倍率の中古2~3万ぐらいのコンパクトデジタルカメラでもズームして判定するのは容易。ちゃんとオナガという鳥であることを認識してくれました。

この時は買い物が中心で出かけたので、鳥探しをガッツリと行かない場合には、コンパクトデジタルカメラをバックに忍ばせると結構重宝しますよ!

♂♀、幼鳥・成鳥、細かい違いの判別は得意ではない

正直記載されている内容はかなりの専門的なものではありません。♂♀もキジなど分かりやすいものであれば判別が出来る場合がありますが、模様が少し違いなどの細かな違いであれば判別は難しいと考えていいでしょう。

ルリビタキ幼鳥(たぶん)の♀を撮影した時も、ルリビタキということは判別してくれましたが幼鳥などは分かりませんでした。この点は情報量の更なる向上と判別精度の向上を期待したいところです。

おそらくルリビタキの幼鳥♀だと思いますが…。

特に幼鳥や♂♀の記載はありません。ただしっかりとルリビタキであることは正解しております。

電波の無い所では使えない

最後に気になったのは、登山をしているゆずとしては痛手の『圏外では判別できない』という点。登山中圏外ではその場で判別出来ないのがもどかしかったです。

やはり疑問に思ったことは、その場で解決すると理解がはやまると思うのですが、電波が無いと難しいので、そこは諦めています。撮影した写真を後ほど参照して確認するようにしています。

総評

撮影した写真の認識精度は良く、野鳥撮影初心者のゆずからするとその場で鳥の判別が出来て理解が深まるこのアプリは現状必須になりました。期待していた音声認識に関しては、現状おまけ程度の考えておくのが良いかなと思います。

圏外で使えないのは、情報量を考えるとしょうがない部分かなと思いますので、これは許容範囲。あとは年間2900円という金額次第でしょうか。

ゆずとしては絶対に持ち運ぶスマートフォンで使えるアプリという点でかなり便利であり、より専門的な情報が必要になったときに図鑑などを追加購入してみるので良いのかなと思います。ただ撮影する、ただ観察するようよりも、より楽しくなること間違いなし!

さいごに

写真や鳴き声から鳥を判別するスマートフォンアプリ『picture Bird』。電波さえあれば撮影したその場で確認することが出来るので、秋の○○山で会えたなどの登山の思い出も増えることでしょう。

景色、高山植物以外の新しい自然の魅力として、野鳥観察にこのアプリを使ってみてはいかがでしょうか?

冬は登山に行かない人もいるかと思うので、近場の公園に野鳥を探しに行くのも面白いと思います!是非ご興味があれば!

それでは皆さん、良い野鳥観察の旅を!

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